INORI(いのり)のサービスや散骨・粉骨に関するよくあるご質問をまとめました。
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散骨に関するルールやマナーについて



サービス内容について

現在のところ、ご遺骨の直接のお持ち込みは受付しておりません。
弊社への送骨は、弊社からお届けするゆうパックを利用した「送骨キット」でお願いしております。

Tag: 遺骨





ほとんど失われることはありませんが、粉状となったご遺骨のほんの一部が逸失してしまうことは否定できません。
弊社の粉骨サービスでは、ご遺骨を細かいパウダー状にさせていただいております。作業工程では、可能な限りご遺骨の飛散を防ぐ措置を行っておりますが、物理的に空気中に飛散してしまうご遺骨があることは否定できません。弊社では作業員の健康や周辺環境への配慮のため、集塵設備にて室内の空気清浄を行っておりますので設備内にご遺骨が入ることはご理解ください。また、粉骨を行う機材からのご遺骨は可能な限り徹底して回収しておりますが、目視できないような細かい粒子のご遺骨が入り込むことは否定できません。機材はご遺骨一体の作業ごとに分解・洗浄しておりますので、その際にご遺骨のほんの一部が流れてしまう可能性もございます。
なお、弊社ではご遺骨自体の水洗浄などは行っておりません。水洗浄などを行いますとご遺骨の大きな一部が流出してしまう可能性があるからです。骨壺のないのご遺骨の一部はすでに細かい粉になっていることが多く、水洗浄だとこれらが流出してしまうおそれがあり、これを防ぐための考えです。またご遺骨を白くする目的で炭化したご遺骨を取り除く等もいたしません。できるだけご遺骨をそのままお戻しするという弊社の考えによるものです。
粉骨作業によるごくわずかな逸失はどうしても避けられませんが、できる限りご遺骨が失われることのないように配慮しておりますので、何卒ご理解ください。

Tags: 粉骨, 遺骨

たしかにご遺骨には「六価クロム」という有害物質が含まれている場合があります。
しかしまず、ご遺骨に安置しているご遺骨に六価クロムが含まれているとしても、六価クロムは常温で気化することはなく心配はありません。ただし、ご遺骨に触れる場合や、自然の中にご遺骨を還す場合には、意識する必要があるでしょう。
「クロム」は錆びにくく安定している金属で、単体のクロムか化合物の「三価クロム」の形で地球の土中に広く存在しています。クロムや三価クロムは、水や湿気に対しても極めて安定しており無害です。人体にとっても必須元素であるためサプリメントなどに使われていることもあります。
一方、六価クロムは非常に強い酸化能力を持っており有機物と接触するとその有機物を酸化してしまいます。人体に対しては皮膚の炎症を引き起こしたり、癌の原因になることもあるのです。常温で気化することはありませんので、自宅に安置しているご遺骨などから問題が生じることはありませんが、水に溶けやすい点に注意が必要です。六価クロム化合物の代表的なものは酸化剤やめっき等に使われるものです。また、かつては地盤強化剤と使用されていた時期があり土壌汚染の原因となりました。
焼骨、特に残骨灰に含まれる六価クロムの多くは、火葬場で柩を載せるステンレス製の架台に由来しているものと考えられます。ステンレスは鉄とクロムの合金ですが、数十年単位で高温にさらされるうちに六価クロムが発生するものと考えられています。架台をステンレス台からレンガ台に変更するなど火葬場側の対策がされていれば六価クロムが生じることはありませんが、そのような施設ばかりでもありません。ただ、比較的新しい施設の場合ご遺骨に六価クロムが含まれない場合もあるようです。また、火葬炉内の灰よりも、集塵灰の方に高濃度の六価クロムが含まれているといわれています。六価クロム検査パックテストの写真
上記のように、乾燥した状態で常温に置いてある分には、六価クロムの害をさほど心配する必要はありませんが、ご遺骨が水に触れるような場合には、人との接触や環境汚染に注意する必要があります。これを踏まえ、弊社では粉骨作業時に六価クロム検査試薬にて六価クロムの有無を確認し、六価クロムが検出された場合には無害化処理を標準で行うことにしています。これは、お客様の安全や散骨時の環境配慮はもちろん、弊社作業スタッフの安全を確保するためにも必要な工程だと考えております。したがって、この処理は標準作業として行い基本サービスの中に含まれています。この検査や処理に伴いお客様から追加の料金をいただくことはございません。
(参照:遺骨には「必ず」六価クロムが含まれているのか?



粉骨作業においては、最初に目視にて異物の除去を行います。その際に貴金属類等の有価物がある場合はお客様に返却をさせていただきます。それ以外については弊社にて破棄をいたします。なお、目視にて確認できない程度に小さい異物に関しましては、結果的にご遺骨とともに粉砕することとなります。ご了承ください。

Tags: 粉骨, 遺骨


お申込みについて

ご遺骨の弊社へのご送付は、サービス料金お振込みの後で弊社からお届けする「送骨キット」にてお送りいただく場合のみお受け取りいたします。
「送骨キット」以外を使ってのご送付に関しましてはお受け取りできませんのでご了承ください。
また、送骨していただく住所は、弊社本社住所とは異なります。本社にお送りいただいてもお受け取りできませんのでご了承ください。送骨先の住所は、セキュリティの関係上お申込みいただいたお客様にのみ、「送骨キット」とともにお知らせしております。

Tags: 散骨, 粉骨, 遺骨


送骨・料金・お支払等について






その他



弊社のサービスにおいて、ご遺骨は日本郵便のゆうパックでやりとりさせていただいております(現在ご遺骨の配送に対応しているのは日本郵便のゆうパックだけです。他の宅配便業者等は運送約款上ご遺骨の荷受けは拒否されます)。
荷物の大きさや品名としてご遺骨と記載させていただくことなどから、郵便事故が起きる可能性は極めて低いと思われます。もっとも、大規模災害その他の事情によってご遺骨が紛失される可能性がゼロとまではいえません。ゆうパックでは万一の場合30万円までの実損害が補償されますが、ご遺骨の財産的価値を計算することは難しく補償額は期待できないであろうことはご承知おきください。
なお、弊社では郵便事故に関する責任は一切負いかねますので、あらかじめご了承ください。

Category: FAQ-その他
Tag: 遺骨

現在のところ、日本国外からのご遺骨の発送および日本国外への粉骨後のご遺骨発送は承っておりません。お客様からのご遺骨発送住所および弊社からのご遺骨発送先ともに日本国内である場合のみ対応しております。何卒ご了承ください。

Category: FAQ-その他
Tag: 遺骨

弊社の行う「粉骨サービス」「ペット粉骨サービス」の基本サービス内容には、ご遺骨の六価クロム含有検査、含まれていた場合の無害化処理、ご遺骨の標準的な乾燥作業(注)、粉骨後のUV殺菌作業が含まれています。また、粉骨後のご遺骨は真空パックでお届けいたします。したがって、パックの破損等のない状態で保管すれば、カビなどの発生を長期間防げるはずで、概ね7~10年程度は変質せずに保管できると思います。もっとも保管期間の補償は致しかねますので何卒ご了承ください(弊社サービス開始(2017年)より現在までの間、保管に関するクレーム等は発生しておりませんが、実績としては2017年以降のものですので経年変化について実証的・確定的に申し上げられないためです)。ご心配な場合は、5年に1度程度ご遺骨の再乾燥・滅菌・再真空パックをご依頼ください。
(注)基本サービス内容として粉骨作業前のご遺骨乾燥作業が含まれておりますが、ご遺骨の保管状態(土中に埋葬されていた場合など)によっては別途特別に乾燥料金のお支払いをお願いする場合がございます。詳しくは、「粉骨サービス内容・料金・ご利用方法」「ペット粉骨サービス内容・料金・ご利用方法」の「乾燥料金について」の項目をご確認ください。

Category: FAQ-その他
Tags: 粉骨, 遺骨