INORI(いのり)のサービスや散骨・粉骨に関するよくあるご質問をまとめました。
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その他

火葬場では非常に高温で焼骨となるため、火葬直後のご遺骨はほぼ無菌状態でカビの胞子なども存在しません。ただ、カビは酸素と湿気があれば簡単に生えるものですのでその後の保管状態によってはカビが生えてしまいます。ご遺骨にはカビの栄養となるような成分はないのですが、直接触れたり、骨壺を開けたりするとその際にカビの栄養となるような成分が付着することがあので注意が必要です。
ご遺骨の保管場所は湿気の少ない風通しの良い場所で、直射日光が当たらない場所が良いでしょう。室内で結露しやすい場所やカビが生えやすい場所がわかっている場合はそのような場所を避けるのが無難です。
粉末化したご遺骨も同じですが、粉末化すると粒子の間に湿気が入りやすいことは否定できません。そこで、カビが成長できないように酸素と湿気を遮断した状態で保管するのが良いでしょう。弊社の粉骨サービスでは粉末後のご遺骨をUV殺菌処理後、真空パックにしてお手元にお届けしています。真空パックを破かなければ安定した状態で長期保管できます。

Category: FAQ-その他

弊社で粉骨させていただいたご遺骨をお手元にお届けした後に、お客様が海洋散骨代行を依頼したくなった場合には、特別価格にて散骨代行を承ります。詳しくはお問い合わせください。
【注】現在、海洋散骨代行サービスは事情により新規の受付を中止しております。

Category: FAQ-その他
Tags: 散骨, 粉骨

弊社のサービスにおいて、ご遺骨は日本郵便のゆうパックでやりとりさせていただいております(現在ご遺骨の配送に対応しているのは日本郵便のゆうパックだけです。他の宅配便業者等は運送約款上ご遺骨の荷受けは拒否されます)。
荷物の大きさや品名としてご遺骨と記載させていただくことなどから、郵便事故が起きる可能性は極めて低いと思われます。もっとも、大規模災害その他の事情によってご遺骨が紛失される可能性がゼロとまではいえません。ゆうパックでは万一の場合30万円までの実損害が補償されますが、ご遺骨の財産的価値を計算することは難しく補償額は期待できないであろうことはご承知おきください。
なお、弊社では郵便事故に関する責任は一切負いかねますので、あらかじめご了承ください。

Category: FAQ-その他
Tag: 遺骨

現在のところ、日本国外からのご遺骨の発送および日本国外への粉骨後のご遺骨発送は承っておりません。お客様からのご遺骨発送住所および弊社からのご遺骨発送先ともに日本国内である場合のみ対応しております。何卒ご了承ください。

Category: FAQ-その他
Tag: 遺骨

弊社の行う「粉骨サービス」「ペット粉骨サービス」の基本サービス内容には、ご遺骨の六価クロム含有検査、含まれていた場合の無害化処理、ご遺骨の標準的な乾燥作業(注)、粉骨後のUV殺菌作業が含まれています。また、粉骨後のご遺骨は真空パックでお届けいたします。したがって、パックの破損等のない状態で保管すれば、カビなどの発生を長期間防げるはずで、概ね7~10年程度は変質せずに保管できると思います。もっとも保管期間の補償は致しかねますので何卒ご了承ください(弊社サービス開始(2017年)より現在までの間、保管に関するクレーム等は発生しておりませんが、実績としては2017年以降のものですので経年変化について実証的・確定的に申し上げられないためです)。ご心配な場合は、5年に1度程度ご遺骨の再乾燥・滅菌・再真空パックをご依頼ください。
(注)基本サービス内容として粉骨作業前のご遺骨乾燥作業が含まれておりますが、ご遺骨の保管状態(土中に埋葬されていた場合など)によっては別途特別に乾燥料金のお支払いをお願いする場合がございます。詳しくは、「粉骨サービス内容・料金・ご利用方法」「ペット粉骨サービス内容・料金・ご利用方法」の「乾燥料金について」の項目をご確認ください。

Category: FAQ-その他
Tags: 粉骨, 遺骨

一般に言う「真空パック」は厳密な意味では「真空」ではありません。
技術的に完全な真空を実現するのは不可能ですので、一般的に「真空パック」と呼ばれるものは現実には「極力空気の入っていない状態にする」という意味です。一般に食品の真空パックと言われるものも同じです。したがって、弊社の真空パックも他の粉骨代行業者の真空パックも、完全な真空ということはありえません。ただ、ご遺骨の変質を防ぐために空気を極力入れない形でパッケージしているということです。
保存のことを考えると空気が少ないほど良いと思われますが、粉状のご遺骨のパッケージから空気を抜けば抜くほど、仕上がりはカチカチの硬い状態になり、袋にシワが入り変形します。他のものならそれでも良いのでしょうが、ご遺族にとって特別なご遺骨をそのような姿にするのも忍び難いものがあります。そこで弊社では空気は抜きつつも袋が変形しない程度のレベルでパッケージしています。
いずれにしてもどのような「真空パック」でも多少の空気は含まれているという風にご理解いただければと思います。

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